Googleマイビジネス予約機能「Googleで予約」の使い方

この記事をご覧になっている方の中には

「Googleマイビジネスに予約機能があるけど、始め方がわからない」

といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか

今回はGoogleマイビジネスの予約機能の内容や、メリット、デメリットまたGoogleマイビジネスの予約機能の始め方もわかりやすく解説していきます。

Googleマイビジネス予約機能とは

Googleマイビジネスには実は予約機能が2つあります。

Googleマイビジネスの情報の中にある予約リンク

予約リンクは自分のHPのサイトなどに予約機能がある場合などに使います。

以下の画像の部分に表示されます。

Googleと連携をしているプロバイダ（他社の予約サービス）を経由した予約システム

こちらが以下の画像のようにボタンが表示されるものです。

プロバイダとは提供者、供給者の意味で、具体的には

ぐるなびや、TripAdvisor、asoview!などの予約サイトをイメージしていただければ良いです。

飲食店はもちろん、2020年の5月からは美容院なども予約が可能になっていて、Googleマイビジネスの重要度は年々高まっています。

このようなサービスを通して、Googleマイビジネス上で予約機能を使うことができます。

プロバイダは以下のリンクからGoogleの公式ドキュメントでご確認ください。

https://www.google.com/maps/reserve/partners

またGoogleマイビジネスの予約機能を使うことでGoogleから費用を請求されることはありません。

予約機能を使える業種

予約機能を使える業種は年々増えてきています。

現在（2020年9月時点）でGoogleマイビジネスの予約機能が使える業種は以下です。

飲食店（ぐるなび、Rettyなど）

美容院、エステ、ネイルサロンなどの美容業界（Reservia）

ジム、ヨガ、フィットネス業界（Coubic）

観光業やアクティビティ業界（asoview!など）

予約機能のメリット

予約途中の離脱が少なくなることが考えられる

Googleアカウントで予約できるため、会員登録などの手間が省けるためです。

また、Googleマイビジネス内で完結するのもユーザーからの信頼は高くなります。

目立つボタンが表示されるため、予約獲得につながりやすい

以下のようなボタンが表示されるため、連携していない他社よりユーザーが予約をしやすく、差別化できます

インターネットからの予約の一元管理も可能

大手予約サイトなどに連携するため、大手予約サイト上で獲得数が把握出来ることが多いです。

そのため、自分のビジネスがどれくらいインターネットでお客様の流入があるのを管理出来ます。

予約機能のデメリット

現在、プロバイダ（予約サイトなど）と契約していない場合、新規契約をするコストがかかる

既に登録されている方は連携を行うことが可能ですが、

現在されていない方は、プロバイダ（予約サイト）の掲載料など場合によっては追加の費用がかかってしまいます

Googleマイビジネスからの流入が課金対象になる可能性がある

予約サイトは、予約を獲得した数に対して費用が発生する仕組みになっているものが多いため、Googleマイビジネスのボタンを押した際に予約サイト側の課金対象になる可能性もあります。

これは予約サイトによって違いますので、連携をする際は予約サイトなどのプロバイダ側に確認するべき重要なことです

Googleマイビジネスの予約機能の始め方

Googleマイビジネスの予約機能を使うにはまずプロバイダとの契約をする必要があります。

今回はプロバイダの契約は完了しているという前提でご説明いたします。

Googleマイビジネスの管理画面からサイドバーの予約をクリック

契約済みのプロバイダを選択し登録

プロバイダを複数契約している場合は、ユーザーが予約する際に選択できます。

もし、

AのプロバイダはGoogleマイビジネスからの予約が課金対象

BのプロバイダはGoogleマイビジネスからの予約が課金対象外

であれば、Bのみ設定することも可能です

なお登録から１週間程度で連携が完了します。

また

Googleマイビジネスの予約を設定したが、課金対象になるため使いたくない

などの場合は
Googleマイビジネスではなく、プロバイダ側にお問い合わせをしてみてください。

Googleマイビジネスの予約機能のまとめ

今回はGoogleマイビジネスの予約機能についてご説明いたしました。

ユーザーからも便利なこの機能は同業他社との差別化をするためにも良い機能だと思います。

今回のポイントは3つです。

• Googleマイビジネスには、予約リンクとプロバイダを経由する予約がある。
• MAPなどに表示される予約ボタンはプロバイダ経由の予約方法
• プロバイダ経由はGoogleマイビジネスからの予約も課金対象になる可能性があるため、プロバイダ側に確認をするべき

Googleマイビジネスの予約機能を活用することで、ユーザーも予約しやすいGoogleマイビジネスを作り、集客につなげましょう。