MEO対策事業を行なってる株式会社イワクラボが「Googleマイビジネスの情報が勝手に変更されているのはなぜ?」
という疑問に対して丁寧にご説明します。
Contents
Googleマイビジネスが勝手に変更される理由
「Google」による変更
まず一番最初に疑って欲しいのが、Googleよる変更です。
GoogleはWeb上にある情報(店のホームページ、SNS、お店に対するレビュー記事など)を収集しています。
そこで、正確な情報より不正確な情報が多い場合、Googleが不正確な情報が正しいと判断するため、勝手に変更をする場合があります。
お客様のビジネス情報に誤りが含まれている可能性があるとの報告があった場合は、「Google による変更」と表示されることがあります。これらの報告はさまざまな情報源から寄せられており、お客様のビジネスに関する最新かつ正確な情報をユーザーに届ける助けとなります。
https://support.google.com/business/answer/3038311?hl=ja
例えば5年前に作ったホームページで古い情報が載っていて、その情報がGoogleによって反映されるなどのケースがあります。
店舗型ビジネスを運営されている方はNAP(Number:電話番号、Address:住所、Phone:電話番号)を確認することをオススメします。
NAPを統一することはMEO対策(Google MAP の検索上位表示対策)にもなり、一石二鳥です。
統一されていないことが多いWebサイトは食べログ、ぐるなび、ホットペッパービューティーなどが多いため確認してみましょう。
統一する際の注意点
住所を統一する場合は、
大阪府大阪市吹田市広芝町4丁目4番32号
大阪府大阪市吹田市広芝町4ー4ー32
では別の住所と認識される可能性があります。
細かい違いも変更される原因また評価を下げる原因となるので、注意しましょう。
「ユーザー」による変更
お店を気に入ったお客様やリピーターの方が良かれと思って、修正しようとし間違っているケースがあります。
Googleマイビジネスには「情報の修正の提案」ができるようになっており、間違った情報をユーザーが変更申請できるようになっています
この仕組みからユーザーが修正依頼をGoogleに出し、審査で通った場合に「勝手に変更されている」ということが起こります。
「業者」による変更
Googleマイビジネスの運用を委託している場合、一般的には委託業者にGoogleマイビジネスのアカウントの編集者権限を与えています。
そこでGoogleマイビジネスを最適化する為、変更を行なっている可能性があります。
「Google」による変更、「ユーザー」による変更を確認し、改善されなければ、1度委託業者に問い合わせしてみましょう。
また過去にMEO対策を委託していた場合も権限を取り消しすることをオススメします。
「悪意のあるユーザー」による変更
一番厄介なのが悪意のあるユーザーによる変更です。
「情報の修正の提案」を利用して、競合店・悪質な委託業者、クレーマーなどが
Googleマイビジネスの評価を落とそうと勝手に変更することが稀にあります。
Googleマイビジネスを勝手に変更されたときの修正方法
Googleマイビジネスが勝手に変更されたときの修正方法は3つあります。
Googleマイビジネスの管理画面から修正
Googleマイビジネスのオーナー確認登録が終わっている場合はご自身でGoogleマイビジネスから変更を行えます。
❶サイドメニューの「情報」をクリック
❷編集したい情報をクリック
詳しい編集方法とGoogleマイビジネスの評価を上げる方法に関しては⬇︎
Googleに問い合わせて変更
自分で編集できない場合はGoogleマイビジネスのヘルプデスクに問い合わせてみましょう。
電話やメールでのサポートを受けることが可能です。
お問い合わせ先⬇︎
https://support.google.com/business/gethelp
MEO対策業者に変更を依頼する
自分ではできない、時間がないなどの場合はMEO対策業者に委託することをオススメします。
弊社でもGoogleマイビジネスの対策を行っております。
お困りの際はぜひ一度ご連絡ください
MEO対策業者にも、悪質な業者があります。その見極め方に関する記事は⬇︎
Googleマイビジネスを変更されるトラブル事例
勝手に休業・閉店にされる
Googleマイビジネスのオーナー確認を行っていなかった店舗が
勝手に休業、閉店などのマークをつけられた事例があります。
このケースでは競合による嫌がらせ目的でした。
電話番号を詐欺業者に変更される
Googleマイビジネスを悪用した振り込め詐欺が流行しています。
その詐欺は「リバースピッシング(Reverse Vishing)」と呼ばれ「情報の修正を提案」を詐欺集団が悪用し、詐欺を行う新種の振り込め詐欺です。
その手口は、
❶Googleマイビジネスの電話番号を改ざん
❷その番号にかけてくるユーザーから個人情報を聞き出す。
❸聞いた口座番号などの情報をもとに詐欺行為を行う。
つまり、Googleマイビジネス上の情報が正しいと勘違いしているユーザーを狙った詐欺です。
予約サイトによる電話番号変更
悪質な有料予約系ポータルサイトがGoogleマイビジネスの電話番号を変更し、
予約サイトからの集客を装い、手数料(予約1件:2~3,000円)を獲得する事案がありました。
これはあくまで個人で「情報の修正を提案」を行うという建前があり、法律的には罰することができない事案です。
上記のトラブル事例はオーナー確認さえしていれば未然に防げる可能性が極めて高いものです。
Googleマイビジネスオーナー確認をして、トラブルを回避しよう
オーナー登録をすることで通知が来ます。
オーナー確認に関しての記事は⬇︎
オーナー確認がわからない、Googleマイビジネスの評価を上げる為のMEO対策まで一括でやって欲しいなどがございましたら、ぜひ弊社にご相談ください。
まとめ
今回はGoogleマイビジネスの情報が勝手に変更されている理由と修正方法、対策に関して説明しました。ポイントは3つです。
- NAPを統一する
- むやみやたらに編集者の権限を与えない
- オーナー確認を行う
です。
対策しないことによるトラブル、不利益を被る場合がありますので、この記事を読んでいただいた方は、実践してみてください。